第5回日本不整脈心電学会九州・沖縄支部地方会で優秀演題賞を受賞しました
2025年7月26日に開催された第5回日本不整脈心電学会九州・沖縄支部地方会のベストアブストラクト賞選考セッションで「LV summit起源の特発性心室不整脈に対する治療戦略」を演題発表し、優秀演題賞を受賞しました。
LV summitは特発性心室不整脈の好発部位の1つで、心外膜に不整脈の起源があるため心内膜側からの通電が届きにくい、心外膜側にアプローチできたとしても冠動脈損傷のリスクがある、心外膜に存在する脂肪により有効な通電にならないことがある、従来の電極カテーテルではマッピング困難なinaccessible areaであるためそもそも正確な最早期部位を同定することが困難などの理由により一般的に治療が難しいとされています。今回、ルーメン付きCS電極カテーテルに2.7Fマイクロ電極カテーテルを挿入して大心静脈遠位や前室間静脈に配置することで、従来よりも不整脈の最早期部位をより詳細に把握しやすくなり、解剖学的に最早期部位に接近できる複数箇所からアブレーションを行うことで治療奏効率を向上させられていることを演題発表致しました。安全性を担保しつつ、治療成績を向上させられるよう引き続き精進致します。
福岡赤十字病院 循環器内科 河合俊輔