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教授あいさつ Message

教授 阿部 弘太郎

Kohtaro Abe

高度な医学的知識・技術と
リサーチマインドを併せ持った
人間味あふれる
Physician Scientistを育てたい

令和6年(2024年)5月、九州大学循環器内科教授に着任しました阿部弘太郎です。

九州大学循環器内科は、昭和33年(1958年)に創立された九州大学医学部心臓血管研究施設を礎とし、現在の九州大学大学院医学研究院循環器内科学および九州大学病院循環器内科の組織を形成しています。当科はこれまで、中村元臣教授、竹下彰教授、砂川賢二教授、筒井裕之教授のもとで、国内の基礎・臨床研究および循環器診療をリードし、多くの優れた人材を輩出してきました。診療を担当する疾患は、心不全、不整脈、虚血性心疾患、弁膜症、肺高血圧症、先天性心疾患など多岐にわたります。特に、当院は九州・沖縄地区唯一の心臓移植認定施設として、県内外からの多くの重症心不全を受け入れ、心臓外科・救急部と連携して診療に力を入れています。また、難治性不整脈に対するアブレーション治療、肺血栓塞栓症、成人先天性心疾患・虚血・弁膜症に対する先進的なインターベンション治療に精通した専門家が集まり、個々の患者さんに最適な医療を提供しています。

入局した若い医師は、多様化する循環器疾患別専門診療チームをローテーションする形で効率の良い研修を進め、各分野のサブスペシャルティ専門医資格を取得することができます。さらには、大学病院だけでなく、県内外の関連病院17施設においても多くの実臨床を経験することで、幅広い医療知識と専門性のバランスのとれた臨床医を目指してもらいます。国際競争力を備え人間性にあふれた若手の育成は、大学として重要な課題です。研究を志す若手には、大学院で博士号取得してもらい、国際感覚を身につけるため海外留学も積極的に奨励しています。

私は、将来の日本の医療を担う若い医師たちが、高度な医学的知識・技術とリサーチマインドを併せ持った人間味あふれるPhysician Scientistへと成長する道を後押ししていきたいと考えています。新しい時代を切り拓く熱意のある若手の人材が教室に参加してくれることを期待しています。今後とも九州大学循環器内科をご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

阿部 弘太郎 Kohtaro Abe

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