診療グループ

心房中隔欠損症〔経皮的欠損孔閉鎖術〕

  • 心房中隔欠損症(ASD)は成人になってから見つかる先天性心疾患として最も頻度の高いものですが、治療は長らく外科的治療しかなく、症状が軽いため診断がついても外科的治療を行わない場合も多くありました。2005年より日本国内でも経皮的心房中隔欠損閉鎖術を行えるようになり、2014年末までに約6000人の患者さんに治療が行われています。
  • 九州大学循環器内科成人先天性心疾患グループでは、2013年よりASOを開始し、2016年3月までに約50例に実施しています。ASOは施行できる施設が限られており、福岡市内では九州大学病院のみで実施できます。当科では安全性を重視し、主に全身麻酔下に経食道心エコーガイド下で治療を行っています。入院期間は1週間程度です。

担当 坂本一郎・日浅謙一

経皮的心房中隔欠損閉鎖術(ASO)の実際

  • ASO術前

    経食道心エコーで心房中隔欠損口とシャント血流を認める

  • ASO術後

    シャント血流が消失した

  • ASO術前

    胸部X線で著明な心拡大を認める

  • ASO術後

    心拡大の改善を認める

左から坂本一郎臨床助教、日浅謙一助教